冬直前の満月期 奥日光 湯ノ湖に沈む星の軌跡

はじめに

翌日は平日です。満月に近い月齢です。それでも撮影に行くことにしました。それは明日は全休を取ってしまったから、それと月明かりに照らされた星景写真もそれなりに良いのではないかと考えているから。そうなんです。新月期の星景写真も当然星がたくさん写り大変に良いと思います。しかし、星景の「景」の意味をよく考えたとき、新月期は周りの風景はほとんどシルエットになってしまい活かされていないことが多いのです。今回はあえて満月期に星景写真を撮りに行き、経験を積んできたいと思います。

撮影日・使用機材

  • 日付: 2022.11.10-11
  • 月齢: 16.2
  • カメラ: キヤノン EOS R5
  • レンズ: Sigma 24mm F1.4 DG HSM art キヤノン用
  • マウントアダプタ: EF – EOS R
  • フィルタ: Lee ソフトフィルタ No.3 (リアに直貼り)

撮影地

  • 栃木県日光市 湯ノ湖(南側湖畔)
  • 栃木県日光市 三本松園地・戦場ヶ原

もう何度目か忘れましたが奥日光です。東北道の一部区間を120km/hで駆け抜けてきました。ここは来るときの道中が他の星景スポットと比べて一番ワクワクします。

撮影写真

湯ノ湖(南側湖畔)

2回目の湯ノ湖に来ました。誰もいません。コスパが抜群と言われているユニクロのシームレスダウンを着てきましたがそれでも少し寒いです。

駐車場から50~60m北に歩いた湖畔で撮影を開始します。今日は最初からインターバル撮影。下のほうの中央やや右よりの星がはくちょう座デネブ。ほぼ中央にはとかげ座がありますが……全然わかりません。ソフトフィルターを付けていても満月だとほとんど強調が目立たないです。このときが湖面のリフレクションが一番綺麗で、この後はわずかに風が出てきたせいで湖面は波立ってしまいました。

2022.11.11 00:08 焦点距離24mm F2.8 SS15s ISO1600

ほぼ同じ時刻、同じ場所。レタッチを変えているので雰囲気は違いますが、星は同じように全く目立ちません。まるで昼間のようです。

2022.11.11 00:09 焦点距離24mm F2.8 SS15s ISO1600

1時間のインターバル撮影写真を比較明合成で繋げました。静止画だと星は全然目立ちませんが繋げるとやりすぎなくらいになります。星の軌跡の写真は光害がある場所で撮ったほうがほどよく星の数も減って結果としては良いのかもしれませんね。好みによるのでしょうが。

2022.11.11 00:03-01:04 焦点距離24mm F2.8 SS15s ISO1600 205枚を比較明合成

インターバル撮影中に車は2~3台程度しか来ませんでした。車から少し離れていたので撮影中はカメラのそばでずっと待機していました。風はほとんどありませんでしたがそれなりに寒かった。満月に近い月が出ているため周りが明るく目が慣れてくると昼間と同じような感じでした。新月期には真っ暗で明かりがないと歩くこともできない場所なんですがね、ここは。

三本松園地・戦場ヶ原

三本松園地駐車場に移動します。

男体山。昼のようです。明るい星はこいぬ座プロキオン。さすが1等星。この月明かりの中でもひと際目立っています。

2022.11.11 01:21 焦点距離24mm F2.8 SS15s ISO1600

戦場ヶ原展望台に来ました。人はいませんね。星景写真撮影向きではないのと、時刻も少し遅くなってしまったためでしょう。明るいのは木星。正面はうお座なんでしょうけど全然わからない。昼でしょこれ。

2022.11.11 01:25 焦点距離24mm F2.8 SS15s ISO1600

北西の空。アンドロメダ銀河、わかります?中央上の雲の少し下のほう。その右のいくつかの星はカシオペア座の一部です。

2022.11.11 01:28 焦点距離24mm F2.8 SS15s ISO1600

おわりに

今回は満月期の奥日光で撮影をしました。やはり星は控えめでしたが景色がとても良く撮れてこれはこれで魅力のある星景写真となりました。「星景写真」の「景」は「風景」の「景」ですから。風景も重要なんです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。それではまた次回よろしくお願いいたします。

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