はじめに
9月後半の新月期です。雲が少なく絶好の星景写真撮影日和です。子供の運動会用にと新しく購入したRFマウントの望遠ズームレンズRF100-400mmを持って撮影に向かいます。久しぶりにポータブル赤道儀ポラリエも持っていきます。RF16mm F2.8とそれ用の特注ソフトフィルターも持っていき写り具合のテストをしようと思います。
撮影日・使用機材
- 日付: 2022.09.30-10.01
- 月齢: 4.7
- カメラ: キヤノン EOS R5
- レンズ1: Sigma 24mm F1.4 DG HSM art キヤノン用
- マウントアダプタ: EF – EOS R
- フィルタ: Lee ソフトフィルタ No.5 (リアに直貼り)
- レンズ2: RF16mm F2.8 STM
- フィルタ: Kenko 43mm MC プロソフトン(A)【特注】
- レンズ3: RF100-400mm F5.6-8 IS USM(フィルタ無し)
- ポータブル赤道儀: ポラリエ
撮影地
- 栃木県日光市 奥日光 三本松園地・戦場ヶ原
- 栃木県日光市 奥日光 湯ノ湖(南側湖畔)
向かう先は4ヶ月ぶりの奥日光。家から車で2時間強かかります。1歳の娘を嫁さんが寝かしつけた後に家を出発します。最近、小学4年生の息子は同行してくれません。奥日光に行く時は岩槻インターから東北道に入り蓮田サービスエリアでガソリンを入れて、その後はノンストップで清滝インターまで行き、そこのローソンで眠気覚ましドリンクを買ってからいろは坂を登ります。いろは坂を登り切って長いトンネルをくぐりその先を左折して鳥居をくぐるとそこは奥日光。
撮影写真
三本松園地・戦場ヶ原
23時過ぎに三本松園地駐車場に到着しました。
まずは三本松園地から東の空。スバルやぎょしゃ座。1番明るいのは火星です。雲もなく非常に良い星空です!

戦場ヶ原に沈む夏の天の川と夏の大三角。夏の終わりを感じます。ソフトフィルタをLee No.5を使用しているのでデネブ、アルタイル、ベガがより強調されています。

同じ場所でRF16mm F2.8に変えて撮影してみました。ソフトフィルターはKenko特注品でレンズの前面に付けています。24mmとは違い夏の天の川を余裕で収めることができます。画質に関しては、夏の大三角は問題なさそうですが、四隅の状態を確認すると右上の星が放射状に伸びてしまっています。左上の星々も何となく漫画の効果線のように放射状になっている気がします。やはり前面にソフトフィルターを付けるとどうしても四隅がこのように伸びて目立ってしまいます。いくら焦点距離が小さくて画角が広く撮れてもこれではちょっと……。リア側にフィルタを貼ることができれば良いのですが、このレンズはコンパクトな作りになっている代わりに後玉が少し飛び出しています。そのせいでフィルタを貼ることができません。というわけで、ソフトフィルターを使用し、かつ四隅の放射状の伸びが気になる人にとっては、このレンズは星景写真向けではなさそうです。

レンズはSigma 24mm F1.4に付けなおします。男体山から昇るオリオン座。こちらは冬の始まり。うっすらと冬の天の川も写っているはずなんですけど、ほとんどわかりません。

焦点距離400mm + ポラリエによる追尾でオリオン大星雲を撮影しました。27枚の画像をフォトショップで加算平均処理をしてノイズを減らしています。オリオン大星雲は奥多摩湖やさいたま市の自宅からこれまで何度も撮影していますが、ここまで綺麗に撮れたのはこれが初めてです。RF100-400mmのレンズが良いのと、今回のポラリエの極軸合わせがたまたま上手くいったのと、今回の奥日光が天候に恵まれて晴れて空気も澄んでいること、これらの条件がどれも良い方向に積み重なった結果だと思います。

北の空のカシオペア座や秋の天の川です。

これも北の空。右上の明るい星はぎょしゃ座のカペラ。

湯ノ湖(南側湖畔)
三本松園地から北に車で5分程度の湯ノ湖です。南の湖畔には車が数台停められる駐車場があります。
北西方面を撮りました。湯ノ湖にダイブするはくちょう座です。すでに頭は突っ込み済み。

おわりに
今回は秋の奥日光にて撮影をしました。標高が高いので夜間は冷え込みます。
雲も風も月灯りもなく星空写真撮影の条件としては最高でした。9月末は夏の星空、秋の星空、そして冬の星空が同時に撮れる一年でも貴重な時期。そんな時期の新月期に天気に恵まれて運が良かったと思います。
それでは今回はこれにて。読んでいただきありがとうございました。


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