田貫湖から撮る富士山と星空 南の天の川

はじめに

5月の新月期です。一週間前も天気がよさそうな日はあったのですがゴールデンウィーク終盤ということもあり疲れが相当溜まってたのでそのときは見送りました。その一週間後にあたる週末金曜日、SCWの雲予報ではうっすらとした雲が関東の一部にかかりそうではあるものの、夜半過ぎから未明にかけてはすっきりとした星空が期待できそう。というわけで一週間の仕事の疲れが少しあるもののまたとないチャンスなのでどこかに行くことにします。今回も息子は同行せず一人旅。息子は翌日土曜日授業とのこと。

撮影日・使用機材

  • 日付: 2024.05.10-11
  • 月齢: 2.5
  • カメラ: キヤノン EOS R5
  • レンズ: Sigma 24mm F1.4 DG HSM art キヤノン用
  • マウントアダプタ: EF – EOS R
  • フィルタ: Lee ソフトフィルタ No.3 (リアに直貼り)
  • レンズ2: Sigma 14mm F1.8 DG HSM art キヤノン用
  • フィルタ2: Lee ソフトフィルタ No.5 (リアに直貼り)
  • レンズ3: RF16mm F2.8 STM(フィルタなし)

撮影地

  • 静岡県富士宮市 田貫湖 田貫湖パーキング

今回の撮影地は富士山方面でまだ行ったことがない田貫湖にしました。都心方面からだと河口湖ICでから約1時間弱下道を走ることになります。本栖湖よりもさらに10km程度南に行ったところです。
さいたま市の自宅から2時間半程度かかります。塾帰りの息子の夕飯準備(温めるだけ)等の家事をすませて21時半に自宅を出発しました。
雲予報に反して途中の精進湖〜本栖湖のあたりでは霧が発生していました。富士山付近は標高が高く湖があるため状況が変わりやすく予想しにくいこともあるのでしょう。少し心配になりながらも車を走らせること数十分。本栖湖を過ぎたあたりから下り道が連続していて、霧はすぐになくなってきました。本栖湖、精進湖、西湖は標高900mであるのに対して田貫湖は650mとそれなりに差があるためでしょうか。とりあえず一安心。
田貫湖は自然の湖ではなく小さな沼に堤防を作って人工的に拡大した人造湖らしいです。面積は富士五湖で一番小さい精進湖の0.5km^2よりもさらに小さい0.3km^2。富士五湖と比べると人は少なさそうです。その分、撮影中にこちらに向かってくる車のヘッドライトの影響を受けにくいので長時間撮影には向いていそうです。精進湖の他手合浜なんてひっきりなしに対岸左側の道路を通る車のヘッドライトに照らされるので長時間撮影には運も必要としますので。ただし、車が来たときにはカメラを向けている方向によってはヘッドライトの光線が近い距離からレンズに入るかもしれないので注意。これは西湖の根場浜も同じかな。

撮影写真

田貫湖パーキング湖畔

0時20分頃に到着しました。駐車場には他に1台停まっていましたが人気(ひとけ)はなさそう。人がいなさ過ぎて少し怖いです。トイレはあるのでそこは安心
今回の撮影は駐車場のすぐ裏手にある桟橋付近で行うことにしました。ウシガエルの鳴き声がそこらへんからして少し怖いというか気持ちが悪い感じです。クマとかは出なさそうにしてもウシガエルを踏んだりしないか少々ビビりながら撮影準備をします。

撮影開始したときは富士山の方角だけうっすらと雲がかかっていました。富士山にかかっている雲はすぐに状況が変わるので撮影している最中に好転することを祈って1時間のインターバル撮影を行います。レンズは24mm、横構図で。

そのときの写真を繋げて軌跡にしたものがこの写真です。

2024.05.11 0:23–1:29 焦点距離24mm, F2.8, SS15s, ISO5000, 221枚を比較明合成

タイムラプス動画にもしました。結局このインターバル撮影が終わるまで雲は撮れることはありませんでした。

次は雲が多い富士山の周りだけでなく、富士山の上方の星が多く見える空も写るように縦構図でインターバル撮影をします。今度も1時間。

そしてそのときの写真も繋げました。途中でカメラか三脚が動いてしまったようで星の軌跡に段ができてしまいました。それにしても飛行機か人工衛星かの軌跡も多いですね。

2024.05.11 2:34-2:34 焦点距離24mm, F2.8, SS15s, ISO5000, 204枚を比較明合成

そのときのタイムラプス動画です。カメラが動いてしまったのが残念。自分で触るはずはないと思うのでカエルでも当たったのでしょうか?

2回目のインターバル撮影の時の1カットです。時刻的にすでに派手な星や星座はありませんが、右上にいるか座、その下にこうま座、中央付近にペガスス座、などがあります。あと2〜3時間早ければ夏の大三角が収まったのですが。

2024.05.11 2:06 焦点距離24mm, F2.8, SS15s, ISO5000

南中する夏の天の川。レンズはRF16mm F2.8 STM。ソフトフィルターを使っていないので星座はわかりにくいですがいて座のあたりです。左上にわし座アルタイルがギリギリ入っています。

2024.05.11 2:50 焦点距離16mm, F2,8, SS15s, ISO5000

上とほぼ同じ時刻、少し夏の天の川を強調しました。その分、四隅のパープルフリンジとサジタルコマフレアが目立ってしまいました。

2024.05.11 2:51 焦点距離16mm, F2,8, SS15s, ISO5000

おわりに

今回は1時間のインターバル撮影を2回とその後にレンズを14mmと16mmに変更して何枚か撮り、滞在時間は2時間半強程度。次の日は休日ですが6時前には自宅に帰って家族の朝食の準備をしたいので3時頃には田貫湖を出発しました。0時半に着いてから2時間半の間に3組程度しか人が来ませんでした。富士山付近の星空スポットとしては悪くはないと思います。人が少ないのは富士五湖ほど有名でないことと、都心からだとアクセスが富士五湖と比べると少し悪いためでしょうか。人によっては人造湖であることも気にするかも?

帰りに本栖湖手前らへんの道路の真ん中に鹿が1匹いて危うく轢きそうになりました。案の定避けようともしない。目が眩んでいるか、びっくりして思考停止状態になっているのか。鹿が生息している地域の夜間の山道は対向車がいない時は常にハイビームにして少しゆっくりめに走らないと危ないですね。

帰りはいつもどおり談合坂SA(上り)で休憩。鶏だし 中華そば 百蔵で期間限定の鶏塩中華そばを夜食にいただきました。期間限定と言いつつもネットで検索すると過去にもあったみたい。撮影遠征で疲れた夜中に腹に入れるにはあっさりしていてかつ塩味がよく効いていてちょうど良かったです。

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