7月梅雨明け前 新月期の奥日光 戦場ヶ原でタイムラプス動画撮影

はじめに

奥日光戦場ヶ原展望台でタイムラプス動画を撮ってきました。
今年、2023年の7月の新月期は土日と海の日で3連休。当初は土曜の夜に行くつもりでしたが雲予報が下方修正されて晴れる可能性低くなったので次の日の日曜夜に変更。ただ日曜も徐々に雲予報が下方修正されていきました。少し不安はありましたがとりあえず行くことに。

撮影日・使用機材

  • 日付: 2023.07.16-17
  • 月齢: 28.4
  • カメラ: キヤノン EOS R5
  • レンズ: Sigma 14mm F1.8 DG HSM art キヤノン用
  • マウントアダプタ: EF – EOS R
  • フィルタ: Lee ソフトフィルタ No.5 (リアに直貼り)

撮影地

  • 栃木県日光市 奥日光 戦場ヶ原

21時半頃、埼玉の自宅を出発。昼寝をしたので体力的には万全。
行きの東北道や日光道では雨が降っているところがありました。登りのいろは坂では他の車と1台も遭遇せず。休日前とはいえ天気が良いというわけではないのであまり人はいなさそう。もしかすると三本松園地駐車場には他の車は数台しかいないかも。そのときはそう思っていました。
いろは坂を登り切って奥日光に入り20分程度車を走らせいつもの三本松園地の駐車場に入ります。駐車場は真っ暗でこれは人少ないかなと思っていましたが、ヘッドライトで照らすと駐車場の半分程度が埋まっていました。完全に予想が外れました。望遠鏡を使用した天体観測勢が多い印象。到着は23時50分頃で外気温は18℃程度。

撮影写真

戦場ヶ原

今回は駐車場から出て道路を渡ったところにある戦場ヶ原展望台に直行。

戦場ヶ原展望台には先客が数名いました。すぐに西の空を撮る準備をします。今回はSIGMAの14mmF1.8を使用。というかそれ以外は使用しません。
直前まで雨が降っていたのかジメジメして湿度が高そうなのでレンズヒーターを巻いて長時間の撮影でもレンズが結露しないようにします。結露は条件によっては夏だろうと冬だろうとするときはすぐにします。基本的な原理としては、水蒸気を大量に含んだ空気中、すなわち湿度が100%に近い空気中に周囲よりも温度が低い物を置くと、近くの空気が冷やされて飽和水蒸気量を超えた水分が温度が低い物の表面に水滴として付着する、というもの。

結露の実例を挙げると、梅雨の時期にエアコンをガンガンに効かせた室内に置いてキンキンに冷やした腕時計を、温度が高く蒸し蒸しした外に持っていくとあっという間に腕時計の表面のガラスが曇ってしまいます。ただし上記はあくまでも基本的な原理で、飽和水蒸気量以上の水分が空気中に含まれている場合、つまり小さい水滴が空気中に漂うほどの湿気があると、周囲温度よりも多少高い温度の物の表面に水滴が付いてしまうことも。これは厳密には「結露」ではありませんがレンズが水滴で曇ってしまうという現象は同じなので、ここでは結露の一種ということにします。レンズが結露するとその後の撮影が台無しになってしまうので、ジメジメした梅雨の時期に長時間撮影をするときはとりあえずレンズヒーターを巻いて結露対策をしておきましょう。

0時頃から撮影スタートしましたがなかなか雲が消えませんでした。これは撮影条件検討中の1枚。ピント合わせの星を探すのに苦労しました。星はほとんど雲で隠れてしまっていたんですね。

2023.07.17 00:05 焦点距離14mm F1.8 SS20s ISO6400

雲が多いですがそのうち晴れることを信じて0時10分にインターバル撮影を開始。撮影開始から1時間を過ぎた頃にようやく雲が取れてきました。その間にも人が大勢やってきて、その中には5〜6歳の子供を連れた家族も。
そういえば撮影中にホタルらしき光る小さな虫が数匹飛んでいるのを見ました。ホタルといえば水辺を数百匹とか数千匹でゆっくりとしたリズムで同じタイミングで点滅を繰り返すイメージを持っていましたが、今回は1〜2匹程度がふらふら〜っと飛んでいました。本当にホタルかどうかは定かではありません。メインのカメラがインターバル撮影中なのでiPhone12miniのカメラで動画撮影をして、黒闇で動く白い点が撮れてはいました。でも、それがホタルなんだか単なるゴミなんだかまあ全然わからない。

撮影開始から2時間程度経った一番雲が少ないときの写真です。かんむり座ヘラクレス座の下の方が写っています。前景が少し暗いですかね。

2023.07.17 02:00 焦点距離14mm F1.8 SS15s ISO6400

インターバル撮影を2時間ほどで一旦終了。タイムラプス動画にしてみましたが星動画というより雲動画になっていたので今回はお蔵入り。

次はカメラを縦にして天の川と夏の大三角を構図に入れます。夏の大三角はほぼ天頂付近に位置していたので少しカメラを上向きに調整。2時20分に再度インターバル撮影を開始させました。レンズヒーター用のモバイルバッテリーが切れてしまったのでレンズヒーター無しでの撮影になります。少し不安。

下の写真は一番雲が少なかったとき。天の川夏の大三角。LeeのソフトフィルターNo.5をつけているので明るい星の強調効果がかなり強力です。うーーーーん、少し強すぎるかな。

2023.07.17 02:31 焦点距離14mm F1.8 SS15s ISO6400

2回目のインターバル撮影は1時間で終了。目的だったタイムラプス動画を作成しました。終盤は空が少し明るく?青く?なってきています。まだ3時過ぎなのに。戦場ヶ原の霧が時々撮影している場所にも流れて来ているので、そのせいでレンズ表面が結露してしまった可能性があります。

比較明合成で繋げて星の軌跡にしました。相変わらずやかましい感じ。結露が起きていた後半の写真は少し暗くしています。

2023.07.17 02:23-03:23 焦点距離14mm F1.8 SS15s ISO6400 201枚を比較明合成

おわりに

今回は到着してずっとインターバル撮影していて最終的には3時間以上滞在していました。その間ほぼ立ちっぱなし。戦場ヶ原展望台から撤収したのが3時半前だったのですがその時に気温は14℃まで下がっていて、半袖Tシャツに薄手のカーディガン1枚の格好ではさすがに寒かったです。撮影中、戦場ヶ原展望台は思ったより賑わっており、最大10人以上いたときもありました。2時過ぎ頃から人は徐々に少なくなり3時過ぎには私以外の撮影者は全員引き上げて終盤は展望台に私1人だけでした。

帰路では日光道の最初のPAである日光口PAで休憩。時刻が4時にもかかわらず周囲はすでにだいぶ明るみ始めていて、ヒグラシも鳴いており、夏の早朝という感じがしました。なんかいいですね。

LeeのソフトフィルターのNo.5はやっぱり効果が強力すぎかな。焦点距離14mmでも新月期には明るい星が強調されすぎている気がします。新月期にはNo.3程度がちょうど良いかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました